2021年10月12日

10月12日は私の人生の推しのアユニ・Dさんのお誕生日ということで

とってもおめでたい日でございます。

 

お誕生日おめでとうございます🎂

 

アユニちゃんのお誕生日をお祝いさせてもらうのは

早いもので今年で5回目になりますが、

日々アユニちゃんの活躍やどんどん綺麗になられていく姿を

見ることができてとても幸せだなと最近改めて思いました。

 

今年の夏のPEDROさんのツアー"SENTIMENTAL POOLSIDE TOUR"は

複数回行かせていただきましたが

ツアーファイナルで聞いた『夏』が何だかとっても良くて、

PEDROさんの無期限活動休止が発表されてから

初めて見れたライブというのもあったかもしれませんが

ステージに立つアユニ・Dさんがなんだかとっても煌めいて見えました。

 

『夏』めちゃめちゃいい曲ですよね。

 

夏が季節で1番好きになれないけど、

この曲を聴いただけで

ゲリラ豪雨みたいなみたいな大雨も、

刺さるような強い日差しも、逃げ場のない暑さも

人生で初めて夏の全てが楽しみになってしまった。

 

(実際体験したらやっぱりちょっと私には向いてなかったけど)

 

PEDROさんが結成されてからの夏は

PEDROさんのツアーがあるからワクワクする季節になりました。

 

ツアーファイナルの東京・STUDIO COAST

『夏』の始まりの「ねえ話を聞いて」と歌う

アユニちゃんを見たとき、

すでに何度かライブでも『夏』を聞いたことはあったのに

初めてハッとしたことがあったのでちょっと聞いてほしい。

 

PEDROさんが結成されたのは2018年9月19日

初めての全国ツアーである"DOG IN CLASSROOM TOUR"は

2019年7月17日にスタートし、ツアーファイナルが2019年8月29日

次に全国を回ったツアーは"LIFE IS HARD TOUR"で

2020年9月3日〜2020年9月27日に開催

そして今年の夏の"SENTIMENTAL POOLSIDE TOUR"は

元々2021年8月11日〜2021年9月10日予定でしたが延期となって

2021年8月24日〜先日の2021年10月5日まで開催されました。

 

これらの結成日と、主要なツアーの開催日は見事に全て夏で、

私はこの『夏』を聞いたとき、PEDROのアユニ・Dとして経験した

夏についての曲という印象を持ちました。

 

きっとPEDROさんを知っている人なら誰もがそう思うでしょう。

 

それくらいこの曲の解釈は難しいものではないと思いますし、

その印象は今も変わっていません。

 

でも新木場コーストで「ねえ話を聞いて」と歌うアユニちゃんを見たとき

アユニちゃんにとってPEDROさんの活動は

自ら人に話しかけて、

自慢したくなるほど人生の財産になっているんだなとハッとしたのです。

 

2017年に行われたWACK総選挙で1位と2位はavexよりソロデビューが

確約されるという条件下において結果は3位と一歩及ばなかったにも関わらず

総選挙の結果とは別プロジェクトではありましたが、

結果的にはその決まりを無視して1位と2位であったチッチさんと

アイナさんと同日にソロデビュー。

しかもPEDROさんに関する情報は直前まで

ずっと切磋琢磨し合ってきたBiSHのメンバーに共有もできず。

 

1人で北海道から東京に出てきて2年が経ち、

BiSHさんの中では1番最後に加入して活動についていくのに、

迷惑をかけずに生きていくのに必死だった頃から少し余裕がでてきて

少しずつ自分を出せるようになってきた頃。

 

その頃のことで私が強く印象に残っているのは

"pUBLic imAGE LiMiTEd TOUR"の札幌公演1日目で

会場に来ていた親を見た瞬間歌詞が飛んでしまい、

そこから涙が止まらなくなって上手く歌えず、

ライブが終わってすぐメンバーやスタッフさんに

ごめんなさいと言い回るアユニ・Dさんの姿。

 

たしかちょうどその頃にPEDROをやらないかという話を

渡辺さんからされて、他に選択肢があったのかというと

なかったのかもしれないけど

まだBiSHのアユニ・Dとしても不安定だったころに

誰にも共有できずに1人で、

ましてや歌だけでなく、

ほぼ未経験であったベースを弾きながら歌うという選択をして

それからどれだけの責任を背負ってきたのか。

 

最近社会人になってからそれなりにちゃんと仕事を任せられるようになって

やれと言われたことをやるだけで精一杯で、

むしろそれさえもちゃんと出来ていなくて

思うように進まない仕事と新たに追加される仕事、

迫り来るスケジュールが怖くて眠れなくなることを知ってから

さらに深く考えるようになりました。

 

今となっては人生の転機となったPEDROのサポートメンバーである

スーパーレジェンド田渕ひさ子さんとの出会いも、

その当時のことを思えばプレッシャーをさらに感じることとなったのではないかと思う。

 

それでも逃げるのではなく、初ライブを成功させるために

ただ現実に向き合い、忙しいスケジュールの中で毎日長時間

ベースの練習を続けてきたその精神の強さを心の底から尊敬する。

 

初ライブはとても堂々とベースを弾いていたように見えたし、

初ライブの翌日のPEDROさんのCD販売イベントでも

とてもスッキリといい顔をしていたことから

やれることはやりきったのだなと私は感じた。

 

めちゃくちゃカッコいいでしょ。

 

その後2019年5月19日約8ヶ月ぶりに

PEDROさんがライブをした宮川企画"マイセルフ,ユアセルフ"では

緊張からうまく声が出ず、悔し涙を流して

「"1人"じゃできない」と声にしていた。

 

そして2019年7月17日からPEDROさんの初ツアー

"DOG IN CLASSROOM TOUR"がスタートし、

2019年8月3日にはPEDRO初参加フェスとなった

"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019"に出演した。

 

PEDROとして初めてのフェスへの出演かつ、

初めてBiSHでの出演とPEDROの出演が同日にある日であった。

 

2021年7月7日に発売されたPEDROさんのドキュメンタリー映画

「SKYFISH GIRL -THE MOVIE-」の中でアユニ・Dさんは

BiSHとPEDROの活動の切り替えが思っていた以上に難しくて

この日が1番精神やられたと言っていた。

 

二足の草鞋を履く大変さは私には

わかり得なくて申し訳ないけど、

このドキュメンタリーを見てアユニちゃんの立場を

自分に置き換えて考えたとき、

しんどいなと思ったのがPEDROのライブ後に渡辺さんに言われていた

「お前のバンドだから もう一歩踏み込んで欲しい」

という言葉と「まだ(初心者だから)が通じなくなってきた」

というスタッフさんの言っていた言葉だった。

 

今までは初心者だからという理由で一歩引いたところで

周りのスタッフさんの様子を伺いながら正解を探ることができたけど

一歩踏み出してしまったら"自分の"バンドとして

道なき道を第一線で自分自身の選択で

正解に導いていかなければいけないことになる。

 

その言葉に対してアユニ・Dさんが出した答えは

"DOG IN CLASSROOM TOUR"を通して、

そしてこのツアーファイナルの

Shibuya O-EASTでのダブルアンコールでやった

透明少女を見たらわかると思う

 

今でも思い出すだけで心の中をギラギラとさせてくれる大切な思い出。

詳細は「SKYFISH GIRL -THE MOVIE-」を見てほしい。

カメラワークも本当に素晴らしくて、

あの時の興奮を画面からも感じることができる。

 

しかし夏が終わり、あっという間の秋が過ぎた

2019年の終わり頃から今も世界を騒がし続けている

新型コロナウイルスの流行のせいでライブや、

活動が制限されてしまった。

 

PEDROとしては予定されていた全国10都市を回る

"GO TO BED TOUR"の全公演が中止となった。

 

アユニ・Dのソロプロジェクトではなく、

"PEDRO"として活動していく意識がアユニちゃん自身や

PEDROチーム、私たちファンの中でも

高まってきた頃であったと思う。

 

そんな1番PEDROとしてノリに乗ってきていた頃に

世の中のなにもかもが自粛モードとなり、

活動が思うようにできず、歯痒い思いをしていた中

色々な人の思いと行動で2020年6月14日

やっと開催することができた

PEDROとしての初めてのオンラインライブである

"GO TO BED TOUR IN YOUR HOUSE"。

 

いつか来るこの日を信じて精神と時間を犠牲にして

練習してきた結果が自分にとって芳しくなく、

家に帰ってからめちゃくちゃ泣いたとインタビューで話していた。

 

(以下のインタビューを参照①

https://skream.jp/interview/2020/08/pedro_2.php)

 

それでもPEDROが大好きだからと投げ出さずに

今日まで続けてきたことが今全て力になっていることを

目撃者として胸を張って証明したい。

 

そしてその3ヶ月後、感染対策として

客間を空けるために観客の人数制限をした

1日2回公演の"LIFE IS HARD TOUR"では

1日2回の公演とリハーサルを合わせると

1日40曲以上演奏をしていたそう。

 

しかも2020年9月3日から2020年9月27日の

24日間に9都市 × 50曲で450曲

24日間毎日1日18曲弾いているという計算になる

 

そりゃ身体もボロボロになる…(TT)

f:id:otakunote:20211016134402j:image

 

 

(以下のインタビューを参照②

PEDRO『東京』武道館を控えたアユニ・Dが語る、2021年の丁寧な暮らし | Mikiki)

 

それでも浪漫を歌うアユニちゃんの顔が

とってもキラキラしていたのを覚えている。

 

しかしやはり実際体力的にきつかったらしく、

ツアー初日の公演後、楽屋で膝を抱えて眠る

アユニちゃんの姿があり、そこにスタッフさんが

来て話かけていた。

 

ツアー初日ということもあって

今後の方針を決める意味もあったと思うが

今の構成つらい?場数があまり踏めていないから

慣れていなくて辛いのはしょうがない

調整する?というようなことを話していたと思う。

 

それに対してアユニちゃんは

自分がもっとできていたら気を遣わせて

こんなことを言わせなくて済んだのにと涙を流していた。

 

そしてこのツアーの新潟公演が行われた

2020年9月22日、東京・日本武道館での

PEDROワンマンライブが2021年2月13日に

開催されることがライブ中に発表された。

 

2021.02.13 Live at Nippon Budokan "生活と記憶"

BiSHとしても目的としていた会場

日本武道館でのライブをBiSHよりも先に

PEDROとして"自分の"バンドで。

 

その後武道館公演の円盤化を記念した全国への

舞台挨拶と、BiSHさんの全国ツアー

"BiSH’S 5G are MAKiNG LOVE TOUR"や、

"BiSH SPARKS"

PEDROとしてネクライトーキーとの2マンや

神はサイコロを振らないとのコラボ、2マン

JAPAN JAM 2021へBiSH、PEDROとして同日に出演

等短期間でイベントやフェスへの出演のため

全国を飛び回り多数出演。

 

そして2021年8月11日 東京・STUDIO COASTから

スタートするはずだったが

新型コロナウイルスの感染拡大により

2021年8月24日 福岡・DRUM LOGOSから

スタートした"SENTIMENTAL POOLSIDE TOUR"。

 

2021年9月7日そのツアーのZepp DiverCityにおいて

PEDROの無期限活動休止が発表された

その理由は公式の発表によると

「アユニ・Dが成長していく為に必要な時間として

充電期間を設けたい」ということで、

決してネガティブな理由ではないということであった。

 

PEDRO公式TwitterがUPしている

無期限活動休止が発表された際の映像

(以下

PEDRO official on Twitter: "【ファンの皆さまへ大切なお知らせです】 全国14箇所「SAYONARA BABY PLANET TOUR」開催決定 12/22横浜アリーナ単独公演「さすらひ」開催決定 横浜アリーナ公演をもってPEDRO無期限活動休止 Directed by @elizabethmiyaji https://t.co/C8MQRTqjjl… https://t.co/1s4JDE340a")

を見ると不安そうな表情はしているものの

覚悟を決めた顔をしている印象を受け、

自分で後悔ない選択をしたのだろうと直感的に感じた。

 

ネガティブな理由ではないと言われても

勝手にいろいろなことを考えてしまい

不安になってしまう。

 

だけど無期限活動休止が決まった経緯が

わからないので憶測でしかないが、

自分のその時やりたいことを自分で

選択して、それを周りに共有した結果だとしたら

めちゃくちゃ格好いい人生だなと思う。

 

そしてPEDRO無期限活動休止が発表されてから

個人的に初めてライブを見れた

2021年9月7日 東京・STUDIO COASTでの

SENTIMENTAL POOLSIDE TOUR ツアーファイナル。

 

この日のアユニちゃんは1曲目の「東京」から

清々しいとてもいい顔をしていた

 

③のインタビューから、

人生で初めて自分の判断で革命の一歩を

踏み出した"上京"。

そして苦悩しながらも自分の世界と出会いを広げてくれ、

今の日常となった街"東京"について書かれた曲であることがわかる。

 

次に「愛してるベイベー」、「猫背矯正中」、

体に響くベースの低音がこのツアーで癖になった

「Dickins」、「音楽は宇宙である!」という

掛け声から始まる「GALILEO」、「無問題」、

MCを挟んでアユニちゃんが世界で一番

大好きと公言しているPEDROのサポートギターを

務める田渕さんに自らお願いをして作曲してもらった

「日常」からの、「おちこぼれブルース」といった

しっとりとしたメロディーの曲が続く。

 

かと思いきや

「EDGE OF NINETEEN」、「SKYFISH GIRL」、

「pistol in my hand」とガレージロック調の

メロディーや雰囲気がガラッと変わった曲が続き

ドキッとさせられる。

 

その次に「皆様の健康と人生と健康を祝して」という

アユニちゃんの音頭から始まる「乾杯」、

MCで精神的にも支えてもらっている

大好きで尊敬しているサポートメンバーの

ギター 田渕ひさ子さんとドラム 毛利匠太さん

の紹介から続く『夏』。

 

この『夏』の始まりの「ねえ話を聞いて」と歌う

アユニちゃんの誇らしそうな顔と、

うつむき気味に口角がグッと上がった笑顔を見た時に

アユニちゃんにとってPEDROになってから

経験した良いこと、悪いこと、辛かったこと、

出会った人や風景、努力し続けてきた自分

全てが愛おしくて、人に自ら自慢したくなるほど

人生の財産になっていたことを

伝えたかったんだなとハッと気づいた。

 

ここからは私の勝手な妄想かもしれないが

そう気づいてから聞いた「浪漫」では

「ついてない日だったってことも忘れるくらい

浮遊感と夢心地ここでずっと」の"ここ"は

PEDROさんやライブのことなのかもしれないと思った。

 

しかしその次の「空っぽ人間」では

「何もなかったかのように鳥は歌って朝は来る」

「散々だった感情捨てたくないよ」

「何十何百何度も一緒に壁を超えてきたのにね」

というような歌詞から、時間軸が現在から

未来になって、PEDROがなくなった世界の

ことを言っているのかもしれないと感じた。

 

そして次の「生活革命」で

「ひとりで四角い地図に収まっていたけど

君が地図にない場所連れてってくれた

きみがいないの寂しくないよ

かなしいだけさ 簡単にくたばりそうです」

「早く帰ってきて欲しいです」

と、時間軸は未来のまま復帰を願い

 

「自律神経出張中」

この曲はPEDROさんのデビュー曲であることから

今までの曲の流れを見て"再出発"という

意味が込められているのでははないかと感じた。

 

そして本編ラストは「感傷謳歌」で終了。

「いつかこの世界が終わること忘れていた」

「僕の世界は僕が全て正解だから

好き勝手にこの歌を叫び倒そう

やってやろうじゃないか」

という歌詞から、PEDROさんの活動を

また精力的に行なっていくということなのかなと

勝手ながら感じた。

 

そしてここで本編は終わり、アンコールで

出てきたアユニちゃんのMCでは、

自分はライブが感情を爆発させることができる

場所であり、PEDROのライブが観客である

私たちにとっても、感情を爆発させることが

できる場所となれていたら嬉しいと話し、

「うた」でライブを締めくくる。

 

この「うた」は1stアルバムの最後に入っている

曲であり、この曲を初めて聞いたときは

アユニちゃんもどちらかというと歌う側より

こちらの受け取る側寄りにいる印象を持った。

 

しかしその日ライブで見たときに、

ああ、もう完全に立派なステージの上で

しっかり歌って届ける側になっていたことに

大変遅ればせながら気づいた。

 

それはPEDROを通して、そしてBiSHとの

二足の草鞋を履くものとして、重過ぎる責任を

背負いながら日々必死に努力をして、

胸を張って、自分の歌を届ける自信を

得たということなんだなと。

 

私がアユニちゃんを知った2017年当時の印象は

どれだけ努力しようと、

ただ人様に迷惑をかけないように生きているだけで

自分は愛を受け取る資格のない者と卑下している

ように感じていた。

 

だからこそ私は絶対にアユニ・Dさんを

幸せにしたいと、自分を愛せる人間になってほしいと

アユニ・Dさんを推すようになった。

 

それは自分と境遇が似ているアユニちゃんを見て

自分も今の状況から脱したい、

アユニちゃんが脱せられたら自分も

いつか脱することができるかもしれない

という自分勝手な思いからもある。

 

だからいつだってアユニちゃんのことを

第一に考えられたオタクではなかったと思うし

私のしてきた行動が本当にアユニちゃんを少しでも

幸せにできたか、合っていたのかわからない。

 

それでも、アユニちゃんを幸せにしたいと

行動してきた自分は、今までのどの自分より

誇らしくて、自分を少しだけ好きになれた。

 

そしてどんどん自分を愛すことができるようになって、

周りからの愛も謙虚に、感謝して受け取ることが

できるようになったアユニちゃんを見ることが

人生の何よりも、自分にレスがくることよりも

1000倍嬉しかった。

 

BiSHに加入してから、PEDROが結成されてから、

一般人の私からは想像できないほど

辛いことや投げ出したいと思ったことが

それはそれはたくさんあったと思う。

 

でもすべてアユニちゃん自身の選択と

行動で、今の自分の人生の財産となった

PEDROとBiSHというかけがえのないものを

手に入れることができたんだと

自信を持って、たくさん自分を愛して

自分のこともたくさん自慢して欲しい。

 

そして誰に何を言われようと、

ただこれからも自分を信じて

自分のやりたいと思う選択をし続けて欲しい。

 

私はこれからもアユニ・Dの人生の

証人として、見守らせていただきたいと思います。

 

愛をもってあなたの全ての選択を信じ、

着いていくので、自分が幸せになれる道を

選択し続けてください。

 

それが私の何よりの願いです。

心から愛しています。

 

 

まてぃ☺︎